あ。今月のテーマは「映画」だ。と今気づきました(笑)
木曜日, 11 月 20th, 2008ということで、最近見た映画の話を書きます。
いつも、政治とか経済とかそんな話ばかりなので、このテーマはありがたいです。
では、その映画の話を。
題名 「告発のとき」
監督 ポール・ハギス
主演 トミー・リー・ジョーンズ
あらすじ
ジョーンズ扮する主人公、退役軍人のハンクは、ある朝イラクから帰還してくるはずの息子マイクが脱走したと知らせを受ける。
息子を捜すために現地へと向かったハンクは、真実を見つけるとともに、イラクにおける戦争の現実、息子を含めた帰還兵たちの人間性の変容をもみつけてしまう。
感想
思い返してみると、自分が子供の頃にもベトナム戦争を題材にした映画が多数作られました。
また、それらの映画の中でも、ランボーに代表されるように、ベトナム帰還兵の凶器と苦悩について語られていました。
当時は、あまり現実感を持ってはいませんでした。なんか遠い世界の話のような、純粋にフィクションとして見ていたと思います。
それから時がたち、今、リアルタイムに銃弾がかわされ幾多の血が流れているイラク戦争の映画を見たとき、言いようのない現実感と焦燥感に襲われました。
今、こうしてブログを書いている間にも、そのイラクにおいて何人もの人々が死んでいるのです。
ですが、だから戦争はいけないんだとか、そういう事を言うつもりはさらさらありません。
ただ、その時まで自分はリアルに感じてなかったのですが
今、戦争・虐殺がおきてます。
本当に現実におきてるんです。
そして、僕らはその世界に生きているんです。
いつ、日本もそうなるかわからない。そうならない可能性はない。
各地でおこる、紛争は、明日の日本におこっても全くおかしくない。
そういう世界に僕らは住んでいるということです。
あまりにも、平和なので忘れていました。
だから、この映画を見た後、国際情勢に対して、いっそう注視するようになりましたって・・・
あ、これって映画の感想じゃないですよね(笑)
映画自体は、ミステリータッチで、大げさな演出もなくどちらかといえば淡々とした感じで進んでいきます。
主人公のハンクは軍人らしくアメリカに忠誠を誓っています。マイクの兄も戦争でなくしています。ですが、ハンクはそれを誇りにすら思っています。
そして、息子のマイクを捜すうちに、イラク戦争の中でPTSDに陥り心が壊れていく若き帰還兵との交流があります。かれらは表面上はまともで、人間らしい感情も持っています。ですが、死という物に対して、突き抜けてしまった価値観に陥ってしまっています。
そうさせたのは、やはり戦場です。
現地の子供が笑いながらか駆け寄り、ふところからそっと爆弾をだしてスイッチを押す。
そんな戦場の現実です。
テロリストは自爆テロに、知能障害者や視覚障害を使います。
そして、ワイヤレスにスイッチを押します。
そんな現実が、すぐ隣で行われています。
こと、日本でも、大麻、引きずり、強盗、殺傷、元次官殺害、連続通り魔。
爆発的に増えています。
先に、あげたテロ・戦争の犠牲者を生み出すのは「貧困」です。
イデオロギーではないんです。
この、世界的な金融危機が、そういう多くの「貧困」を生み出すと・・
考えると、恐くなり身構えます。
でも、それが現実になりつつあるような気がします。




